Aarteeniのブログ · 自己肯定・自己受容

「HSPだから」で諦めない(高い共感性が生みがちな心の癖について)

ここ数年、

いろんなところでよく聴くようになったなあ、と感じる

「HSP(Highly Sensitive Person)」。

はじめて心理学者のアーロン博士によって提唱されたのが

もう30年近く前

多くの人が、自分の特性である感受性の豊かさを受け入れ

その特性を生かしていい、という流れになったことは

いい時代になってきたなあという印象です。

さて、わたし自身も

HSP診断などやれば高得点でバッチリ当てはまるタイプだからか

サロンにお越しくださる方々も

自覚をお持ちか否かにかかわらず

HSP傾向の方が多いです。

HSPは、持ってうまれた性質なので

それ自体を「治す」ということは、

おそらくできなし

しなくていいもの。

でも、

その鋭い感性ゆえに受けた心の痛みや

その心の痛みゆえに持ってしまった

自分を苦しくさせる思考・行動パターン

自分を責める心の癖、

自分を幸せにしないセルフイメージなどは

癒し、変えていくことができます。

つまり

その感性の豊かさや繊細さを持った自分を

もっともっと肯定しながら

幸せ感度高めな日々を過ごすことができる

というわけです。

HSPの方の特性は

深く考える(Deepth of processing)

刺激を受けやすい(Overstimulation)

共感しやすい(Enpathy and emotional responsiveness)

さまざまな感覚が鋭い(Sensitivity to subtleties)

の4つに大きく分けられます。

そのうち、

心の痛手につながりがちな性質のひとつが

その共感しやすさ。

たとえ嫌な思いをしても、

「でも、あの人だって事情があるしな…」

「お母さんは苦労してたから…」

「お父さんもおじいちゃんに殴られて育ったから被害者だ…」

・・・

なんて、

相手の気持ちや状況を察知して

(それが本当にあってるかどうかは別)

自分の感じたことを二の次にしがち。

自分がどう感じたか、

ということよりも

キャッチした情報(刺激)から

その場の最善を尽くすため

あるいは

その環境で生き延びるため

自分に納得させて心の平穏を得るために

「だから、わたしが我慢すればいいんだ」

といったような

「禁止令(この場合は「我慢しろ、自由でいるな」)」を

自分に課してしまい

そのままずっと持ち続けてしまうことがあるのです。

それが、

自分をしんどくさせてしまう要因のひとつ。

そう、

「HSPだから」生きづらい

というよりは

HSPの鋭い感覚や思慮深さによって自分を抑圧しやすく、

それに伴って創った禁止令や心の癖などで苦しくなる、

といった場合もあるのです。

(もちろん、非HSPの人とは違う工夫を

日常的にしないといけないという点で

生きづらいと感じる方も当然いらっしゃいます。

今回は、心の癖にフォーカスしています。)

こういった

禁止令やドライバー(心を駆り立てること)とも呼ばれる心の癖は、

ほかにも、

「相手の気持ちを汲まないなんて冷たい(常に優しくあれ)」

「思っていることをいうと傷つくぞ(本音を言うな)」

「自分さえ理不尽に耐えたらこの場は平和だ(犠牲者であれ)」

「空気を盛り上げないと嫌われる(楽しませろ)」

「失敗したらバカにされるぞ(負けるな、失敗するな)」

「親が幸せじゃないのに、自分だけ幸せになったらかわいそう(幸せになるな)」

「自分らしくいたら、きっと見捨てられて生きられない(自分らしく生きるな)」

・・・・

こんな風に

人によっていろんなパターンがあります。

やむなく創ったものとはいえ

結構苦しいですよね…

わたし自身も、

病人には振り回されても我慢しろ、とか

人を助けられない自分は罪だ、とか

生きるためには周りに適応しろ、とか

そりゃあもういろいろありましたよ。

それが自分の創った禁止令ともわからずに

「この世の正義」のように思って

とてもしんどかった。

その禁止令を解いた今は、

「どんな場合も優しく、みんなを助け、よく適応する」

等という行動パターンからは離脱しましたが

それで自分が幸せでいられ、

それが結果として

周りの成長や幸せになるとよくよく分かったので

以前よりも幸福度・人生の満足度が

とても高いんですよね。

HSPの方の良さのもうひとつは

上にもあげたとおり

「深く考えられる」こと。

HSPだから~と

特別視したりネガティブに寄りすぎたり

被害者の立ち位置にとどまるだけではなく

(一時的にそうすることが必要な場合もあります)

こんな特性を持ってうまれた自分は、

どう生きたいのかな

そのためにどうしたいかな、等と

ご自身を振り返る力

人生全体を見つめる力も人一倍あるところ。

だから、

ご自身の心の癖や抑圧した感情、

自分を幸せにしない思考や行動パターンを

勇気をもって見つめ手放すことができる方も

とても多いのです。

もし、ご自身を幸せにしないパターンを

手放せたのなら

その繊細な感性を思う存分使って

この世の豊かさや美しさを

十分に味わい尽くし

HSPでよかった

わたしとして生まれてよかったな

自分を深く肯定できるんじゃないかと

わたしは思っています。

あなたとして生まれたことを

存分に、楽しみつくしてくださいね。

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