Aarteeniのブログ · インナーチャイルド · 日々と心

排除や差別は、自分の中で起きている

自分の心の中にある「影」を排除していると、

おのずと

それに向き合わざるを得ない出来事や人物に

遭遇したりすることがあります。 

 

 

「影」とは、

人によってさまざまですが 

「向き合えない、向き合いたくない自分の一面」。

 

 

「役に立たない自分」

「稼げない自分」

「弱い自分」

「迷惑かけちゃう自分」

「マイノリティの自分」

「傷ついてる自分」

「不安・恐れでいっぱいの自分」

「嫌なこと我慢してる自分」

「卑怯な」「高慢な」「ケチな」

「家事できない」「勉強できない」

「太ってる」「やせすぎな」…  

 

ってあげればもうきりのない、

多様な、

否定したくなる、

でも紛れもない自分の命の一側面。 

 

 

そんな自分の側面を

排除し、

切り捨てて、

 

なくなればいいのに!

 

なくなりさえすれば、

認められ、愛され、安心して、生きていけるのに!!

 

 

忌み嫌い

その存在がバレる恐怖や

それが在るという不安でいっぱいになり

その存在を「なきもの」として抑圧していると 

 

他人が持っているそんな側面も、

許せなくなり、

嫌いになり、

排除、抑圧、差別したくなる。 

 

 

そんなことが、起こることもあります。 

 

 

だってそんな他人の側面を見たら、

自分の中にある恐怖や不安

屈辱、悲しみ、失望などなどを

まざまざ感じざるをえないから。

 

 

そう、

 

その他人に問題があるのではなく、

不安や恐れ、

「影」の抑圧のエネルギーが外に向かって

排除や差別、攻撃を生むわけです。

 

 

歴史をみたってそんな例はたくさんあって

 

ヒトラーが残虐な行為に走った背景のひとつに

自身の被虐待経験、

被支配的な子ども時代がある

と言われていることも 

そのひとつといえるかもしれません。 

 

歴史や、物語の中でも

幾度となく立場をかえ繰り返し描かれてきた

人の心の哀しみや過ちと

「じゃあどうしたら幸せなんだろう」のヒント。

 

 

 

「影」は、たぶん

排除しても排除しても

人生の要所要所で登場します。 

 

なぜなら

影も自分自身の一部であって、

自分に愛されたいから、です。 

 

 

人生を通して、

どれだけ自分のありのまま

自分のすみずみまで愛せるか、許せるか 

それが問われているのかも。  

 

 

 

なんて、

 

わかったように書いていますが、

わたしだってぜんぜん道半ばですよ! 

 

 

ただ、

過去にあった亡父の精神的な病に相対する

わたし自身のさまざまな感情やセルフイメージが

まさに超特大の「影」であって、

その「影」に強制的に向きあわされた

(=自分もひどいうつ病になった)

ことがあるので

 

 

「影をゆるすと、平和に生きられるよね~」

 

しみじみと、深々と感じたことはあります。

運よく、生還できて本当によかった。

 

 

かといって、

すぐにそうはできないのも当然です。

 

 

なんで「影」を排除したくなるかって、

「影」の存在は

生存を脅かすほどのものだから。

 

 

それがあると

愛をもらえない、

認めてもらえない、

社会で生きていけない、

という

大きな恐怖や不安や悲しみ、

危機感、絶望感などなどがあるからで

 

「影」を「影」たらしめる抑圧のエネルギーは

生死をかけるくらいの必死さがあるからです。

 

 

簡単に

「影も抱きしめましょう♡」

なんていったって急には無理な話。 

 

 

少しずつ、

「影」そのものと

「影」にしなくちゃいけなかった背景の気持ちに

関心をもって、

心から理解して、

自分に共感してあげることで

 

「影も大事な自分の一部」だと

受け入れられるものだと思います。 

 

 

自分の「影」の存在を許してあげることは、

自分の命、人生全体を許していることと同じ。

抑圧や支配がない分、心が平和です。

 

身近な人、家族やパートナー、

もっとその先にいる人たちにも

その平和は広がるかも。

 

(もちろん、許せないことをされたら

許せなくてもいいんです。)

 

 

 

フォーカスすべきは

自分は、どう生きたいか。

 

自分の「影」の存在に

「いなくなれ」といい続け

自分や他人に対し

抑圧・攻撃エネルギーを向け続けて生きたいか 

 

自分を「影」まで10000%許して

自分のすべてにくつろいでこの世を楽しみたいか。  

 

 

わたしは、後者のほうが好みです。

 

 

 

 

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