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  • 執筆者の写真Aarteeni

「まず気持ちが先」インナーチャイルドセラピーのプロセス②

インナーチャイルドセラピーの


いろんなプロセスその②です。



一度のセラピーで


たくさんのプロセスを体験する方もいらっしゃれば、


少しずつ階段を登るように


数回に分けて、順不同に


ステップを踏んでいく方も


いらっしゃいます。



確かなことは


必要な過程を経るということ。



そしてそれらを体験することは


「ありのままでOKである」という


「自己肯定感」につながっていく


プロセスでもあります。






この記事で


「自分が受け入れていない〇は


外側にあらわれることがある」って書きました。




こんな感じですね。








ひとつだけじゃなく


たくさんあったり、


大きいものがあったりすることもあります。



それらは


「何度もあらわれる似たような問題」



「大きく心が揺さぶられる問題」


として


認識されます。



それに伴って(主に不快な)感情が


生じることもほとんどです。 




もし


この外側にある青い〇に


ずーーーーーーっと目を奪われ


青い〇をなんとか力技で消そうとしたり


ただ心を押し殺しガマンしていたりすると、



そちらにエネルギーを使ってしまって


内側の水色の〇を


あんまり見つめられないですよね。 




存在しているのに、目をかけてない。



自分の「ありのまま」を受け入れているかっていると


ちょっとそうではない気配がします。




そうすると、


心や魂はもっと気づいてほしくて


青い〇がどんどん大きくなっていったり


増えていくこともあります。




困りますね。



苦しいし、つらいし、


正直、もうやめてくれよって思うかもしれません。


わたしも、何度も思いましたよ。




そこで


内側に潜って水色の〇になにがあるんだ?


と発見していくのが


インナーチャイルドセラピーなんですが



この〇にはたいてい


気持ち(感情)や、感覚


そして思い込みがくっついてます。




特に、


癒すプロセスとして大切なのが「気持ち」。




ムカつく、イライラする、腹が立つ、


怖い、悲しい、むなしい、


不安になる、緊張する・・・などなど



目の前の、


青い〇に感じるその気持ちは 


根もとである水色の〇にも


似たような気持ちがあることもあります。




それははるか昔、


子どもの頃の人間関係


たとえば友達、先生などの大人の間に


生まれたものかもしれません。




そして一番身近な養育者、



多くの人にとっては


お母さんや、お父さん


(あるいはおばあちゃんやおじいちゃん)


との関係のなかで


できたものかもしれません。



お父さんとの関係に何かある!と思っていても、


実はお母さんへの思いだった!


ってこともあります。 



単純であることも、


そうでないこともあります。




小さな頃って


潜在意識と顕在意識を隔てる膜がほとんどないので


心の奥深くにいろんな記憶(感情や感覚含む)が


入っちゃいやすいんですよね。



そしてそれが


無自覚の心のパターンやクセや思い込み


「人生ってこんなもの」という世界観


「自分はこんな人」というセルフイメージを


創ったりもします。




その思い込みやクセ


そして潜在意識に入っている気持ちや感覚などって


「よーし手放すぞ!」って


顕在意識で決めても


なかなかできないケースもあります。




そうできない、やりにくい場合は


この気持ちや感覚の部分を感じ癒すことが先です。




その気持ちはもしかしたら


受け入れがたいものかもしれません。



幼くて、


なさけなくて、


自分勝手で。



「冷たい人間」


「人としてどうなの?」みたいに思う


気持ちであることだって、あるかも。




それでも、


まぎれもなく自分の心から湧いたものです。




そして


そう思ったって当然な


背景や事情だってあるかもしれないんです。




そんな事情を、ありのままわかってあげるのは


自分への愛です。




知識を仕入れ、


考え方を工夫し、


「もういい、このクセやめよう!決めた!」


とするのもいい。


それでそうできることも、沢山あります。




でもやっぱり変わらない、


逆に苦しい・・・となるなら


自分の気持ちを無視し、


その存在を否定しているのかもしれません。





「ありのままを受け入れる」


「自分を肯定する」って 



いろんな側面があるけれど



そんな気持ちの存在も


「あったね」「苦しかったよね」と


心から認めることでもあると


わたしは思います。




セラピーではそれを


体感としてありありと感じられるので


疑いようもなく「あった」ことが認められますし


それを自分の力で癒すこともできます。



自分の力で癒したっていう事実は


その後の自信にもつながって



ありのままの自分を知った、


「ある」と肯定した、


うけとめられた、という


「自己肯定感」にもつながります。



そのどっしりとした感覚は、


自分のこれまでや


これからを信じる「自信」、


乗り越えられる力への信頼につながり



それが身近な人への信頼、


人生への信頼にもなっていく。



そうすることで


あたらしい創造をしていこうという


勇気にもなっていったり


するんですね。






プロセスについて、③に続きます!



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