週末、日本催眠学会の学術大会に参加してきました。
申し込み終了ギリギリのタイミングで、セラピスト仲間さんからメールをもらい
詳細を確認すると是非聞きたい内容だったので
あわててすべりこみで申し込みしたのです(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
まったくありがたい助けの手でした。
臨床経験豊富な医師や臨床心理士やセラピストの方々の演題はどれも興味深く
具体的なケースやアプローチ方法がとても勉強になりました。
また、催眠療法下での特定の状態の脳科学的な説明や
反対に未だ科学的には証明できていない(であろう)部分の話
現在の統合医療の実態と催眠療法のかかわりについてやセラピストの在り方等
講演内容は様々な角度から盛りだくさんで
必死についていくうちにあっという間に一日が終わってしまったように感じました。
ただ、黙って聴いているだけなのに喉もカラカラ。
最新の研究や未知の分野を知り大変勉強になったのですが
その中でも私の心に一番に残ったのは、
セラピストの在り方やかかわり方をケースを軸に話してくださった医師の方々のお話。
大切なことは、いつでもシンプルで
時代や分野を超えて簡単な言葉で共通しているものなのだけれど
目の前でお話ししてくださる内容とその存在感で
「やはりそうなのだ、これがかかわりのすべてのベースなのだ」と
改めて実感しなおすことができました。
頭には情報を取り入れ、こころには大事な錨を下ろしなおすような充実した日でした。
帰り道、新宿駅構内に見知らぬ生ジューススタンドを発見したので
クールダウンのため一杯、ひとりで立ち飲み。
しみわたりました。
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