Aarteeniのブログ · 日々と心

「なにもできない自分=価値がない」と思う人へ

このタイトルを見て

「え、何言ってるの、何もできなくったって自分の命そのものが価値でしょ」

と思える人と、思えない人がいます。

 

かつて、私は後者でした。

先日うつ病について書いたので(『うつヌケ』に学ぶうつの抜け方

その続き的な投稿になりますが

過去うつ病にかかっていた時

私は

「なにもできない自分に価値があるなんて、到底思えない」

と本気で感じていました。

 

れはうつ病の症状のなせるものだった部分もありますが

根底に

「誰かの役に立たなければいけない」

「なにか貢献できる人でなければ生きる価値がない」

という根強い思い込みがあったからだと思うのです。

 

そんな思いこみをしっかり握っていたにもかかわらず

現実はほぼねたきりで仕事や家事はおろか

自分の身の回りのこともおぼつかない状態。

 

この状態を

「ダメ」

とジャッジした私は

 

自分の心や身体を大切にしなかったから病気になったというのにもかかわらず

さらに自分を追い込んで

「さあ、こんなダメな自分はダメだ!なんとか元に戻すよう頑張らないと!」

と一層頑張りましたよ(笑)

 

突っ込みどころ満載ですね。

 

 

生産性がないように見えたり

なにもできず誰かの世話になっていたり

自分の思うような役立ち方をしてないと自分で思っていたとしても

ほんとうは誰かの役に立っている場合も結構あります。

 

そして

何かができるできないにかかわらず、

自分が自分の期限付きの人生を楽しみ

自分なりに幸せに生きることそのものに価値があると

今の私は思います。

 

今生きて自分なりの感覚で幸せを感じることって

死んだらできません。

 

ダメとか無価値とかいう誰かのジャッジに関係なく

今生きてるんですから今幸せを感じたほうが

断然お得

と今は思うんです。

 

 

でも、そう思えない時だって当然あります。

 

「なにかしたい」

「誰かの役に立ちたい」

というのは自然な人間の欲求です。

 

だからなんとかしたいのだ

と思う場合

頃合いをみて

どんなことを自分が感じているのか

見直してみるのもいいかもしれません。

 

 

「本当になにもできていないのか?」

「本当になにもできていないとしたら、その背景にはなにがあるのか?」

「そもそも、なんで‘できないとダメ‘という思い込みをもっているのか?」

 

などなど、見直す視点はいろいろあると思います。

 

自分に期待する水準が高いだけで

意外と誰かのために何かしている自分を発見できるかもしれないし

 

何もできない状態であることの、正当なやむをえない理由を発見することで

「まあそこまで自分を追い込まなくてもいいのかも」と

自分を赦せるようになるかもしれません。

 

「なにもできない自分は嫌われる、愛されない」という

恐怖や不安の気持ちの根っこを見出すかもしれません。

 

そうした時、心がゆるんで

何か違うものがこころのスペースに入ってくることもあるのです。

 

 

今や過去にも何かを見いだせない場合は

「未来の自分にとって今の自分はどんな価値を持つのか」と

将来に視点をもっていっていくのが向いている人もいます。

 

今、深く悲しんで過去や今を見つめなおしていることで

自分は将来的に何を得ているんだろう?と。

 

今までの価値観では見えなかった何かを

発見できる可能性もあります。

 

それでもなお

 

過去や将来、

今できていることに

目を向けても 

やっぱり

悲しみや無力感無価値感でこころがいっぱいなときもあるでしょう。

 

そういうときは気持ちに逆らわず

泣いて落ち込むのもいいと思います。

 

それも

今の大切なあなたの感情です。

 

泣いたり悲しんだり

理不尽だとたくさん怒って

それに疲れたら

身体やこころが「今」気持ちよいと感じること

ほっとできること

安らげることを

自分に提供するだけでも、今は十分ではないでしょうか

 

「なにかしたい」

「誰かの役に立ちたい

というのは自然な人間の欲求だ、と書きました。

 

その欲求が満たされず

今までできていたことができない

あるいは努力しても目指すところに届かない状態というのは

苦しく辛い状態です。

 

そんな中で一番にケアするべきなのは自分だと思うのです。

 

「なにかのため」

「誰かのため」のベースとなる

「自分のため」に

ほっとする時間を作ってみる。

 

東京でも雪が降るような、寒い日が続いています。

 

足やお腹が冷えているなあと感じたらそこをあたためるような

身近な小さなことでも

自分をケアできることはあるかもしれません。

 

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