Aarteeniのブログ · 物語とこころ

『重版出来!』中田伯くんの心の傷(2)

(つづきです)

自分はこういうことがあったな、
それは結構しんどいことだったな、

と認め

あーこわかった、悲しかった、ゆるせない!

などと自分のその時の気持ちをしっかりじっくり感じて受け止めると
封印していた自分の気持ちは
「やっと認めてもらえた」とだんだん落ち着いていきます。

 

(気持ちのエネルギーを感じる、というところがポイントのように思います。

 

「あの時悲しい思いをしたことを、私は知っている」というあたまレベル(顕在意識)の理解だと、

自分の気持ちは納得してくれないこともあるんです。

 

だから潜在意識にアクセスできるヒプノセラピーは

こういったことにとても向いてる気がします。

エンプティチェアというゲシュタルト療法も同じように向いていると思います。

 

それができると、別の見方ができたり視野が広がったり

次のステップが見えてくることが多いです。

 

次のステップとは

人によってそれぞれですが
相手を許す、許さないけど手放す、自分の人生に集中するなど

自分自身が本当に納得できるような段階です。

 

いわゆる「毒親」や「親を許せない」関連の本やサイトには

「相手を許すのがゴール」と書いてあるものもあります。

それも確かにもっともなことだと思いますが

私は、必ずしもそこを目指さなくても、ご本人が幸せに生きられれば良いと思っています。

 

(想像を超えるような、許せないレベルの出来事も存在するからです。

相手を許そうとして許せない自分に苦しむのなら、

自分がそこまで苦しまざるを得なかったという気持ちを受け止めて

短い人生を幸せに生きたほうが楽しいと思います。

もちろん、その結果として

相手を許せるようになるということもあると思います。

 

きちんと自分の気持ちを大切にしたら、

自分が尊く思えるので
あとはその尊い自分に従って進めばいいのです。

 

インナーチャイルドセラピーでは、このあたりのことをサポートします。

 

私がインナーチャイルドセラピーをするようになったのは
自分自身がこのやり方で気持ちを昇華でき

かなり楽に軽くなったからです。

そして自分を大切に生きることができるようになったからです

「以前より」とただしつきですけれども。大切に生きようという姿勢でいます)

 

癒しには、本当に様々なやり方があります。

中田君のように漫画を描くことで傷を見つめ表現し、癒していく人もいるでしょう

絵が描けない人は日記を書くことで気持ちを紙にぶつけてもいいし

本を読んだり映画を観たり音楽を聴いたりして涙を流すのもいいと思います。

海や山、川などの自然に触れることで自分を振り返るという人もいます。

心を許しあえる人の中で徐々に癒えていくこともあります。

 

その選択肢ひとつに、セラピーがあります。

 

セラピーのいいところは、

向き合う作業において誰かが(セラピストですね)一緒にいるというところでしょうか。

話をするということで感情のエネルギーを解放でき、

声に出すので理解も深まり、

それを受け止める相手がいるということで自らも受け止めやすくなります。

 

けれど、セラピーは1回たったの数時間ですので、癒しの「きっかけ」にすぎません 。

もちろんその時間の間、私も本気で向き合い全力を尽くしますが

長くつらかった思いやクセもあなたの大事な一部ですし

セラピーが終わってからずっと続くあなたの人生に

ずーっとつきあうのはあなた自身ですので

最終的には自分が自分を地道に癒していくことが必要になるのですね。

 

中田君が漫画家として生き続けるために、漫画を描き続けるように。

賞を一度取ったからといって漫画家として生きられないのと同じかもしれません。

 

でもその「きっかけ」ひとつで心持ちが変わり

自分を大切に思えたり行動が変わったり

エネルギーの流れが変わるということもあります。

それは人生の何においても言えることですよね。

 

Aarteeniのセラピーが、あなたの大切な人生をより大切にするめに、少しでもお役に立てばうれしく思います。

 

関連記事

インナーチャイルドとは

『思い出のマーニー』とインナーチャイルドセラピー

『思い出のマーニー』とインナーチャイルドセラピー2

[abuse]乱用に気付がくこと